"vfpq competition #02" RESULT
トータル部門
順位 |
Title |
Artist |
Total |
Impre |
Average |
1 |
Twilight Observer |
void |
211 |
56 |
3.77 |
2 |
Journey to the ∞BIT World |
otoshi.b |
200 |
62 |
3.23 |
3 |
all u gotta do is... |
Kyuzo Sameura |
192 |
50 |
3.84 |
4 |
Big Wave |
KaKi(mov:Ωμεγα) |
167 |
52 |
3.21 |
5 |
ヒストリー、ノスタルジア、ゼムルーデ・ヴァルドラーダ |
ルナ・ヴィオーラ |
164 |
45 |
3.64 |
6 |
新年PSY |
DJ TAKUAN |
159 |
43 |
3.70 |
7 |
ヱピロギ |
Flat:nique |
141 |
42 |
3.36 |
8 |
Khalid |
Dolphin |
138 |
39 |
3.54 |
9 |
低空飛行 |
Nakaith |
135 |
39 |
3.46 |
10 |
トランクイロ |
tcheb (mov:8 to 7) |
124 |
36 |
3.44 |
11 |
E.H.T.F |
Kanata.S |
117 |
33 |
3.55 |
12 |
Winter Harbor |
punchhh |
106 |
29 |
3.66 |
13 |
White Dance |
ume |
103 |
32 |
3.22 |
14 |
Shoot the Moon |
虎井 仁 |
89 |
31 |
2.87 |
15 |
Blue in Blue |
kohaxy vs kiri |
87 |
29 |
3.00 |
16 |
re:bluetears |
glustar |
86 |
26 |
3.31 |
17 |
a goooooooooood day has come |
bluebird orchestra |
80 |
26 |
3.08 |
18 |
暗雲漂う |
いわし |
75 |
25 |
3.00 |
19 |
Voyage au Centre du Cerveau |
AYhaz + tdef |
74 |
27 |
2.74 |
20 |
Leader of IJIWARUS |
REVLIS |
70 |
29 |
2.41 |
21 |
Radium |
FLATROSE a. k. a. tcheb / BGA:Qga |
66 |
26 |
2.54 |
22 |
Emotional Missile |
ANKAKE |
61 |
24 |
2.54 |
23 |
mk light |
M-kani |
54 |
22 |
2.45 |
24 |
Beat 1997.-house mix- |
DJ M,Gumi. |
42 |
21 |
2.00 |
25 |
フリージア-Hyper Break Mix- |
D_Oruga |
26 |
23 |
1.13 |
26 |
星間飛行-hyper m,gumix2- |
M,Gumi と さな餅 |
22 |
17 |
1.29 |
アベレージ部門
順位 |
Title |
Artist |
Total |
Impre |
Average |
1 |
all u gotta do is... |
Kyuzo Sameura |
192 |
50 |
3.84 |
2 |
Twilight Observer |
void |
211 |
56 |
3.77 |
3 |
新年PSY |
DJ TAKUAN |
159 |
43 |
3.70 |
4 |
Winter Harbor |
punchhh |
106 |
29 |
3.66 |
5 |
ヒストリー、ノスタルジア、ゼムルーデ・ヴァルドラーダ |
ルナ・ヴィオーラ |
164 |
45 |
3.64 |
6 |
E.H.T.F |
Kanata.S |
117 |
33 |
3.55 |
7 |
Khalid |
Dolphin |
138 |
39 |
3.54 |
8 |
低空飛行 |
Nakaith |
135 |
39 |
3.46 |
9 |
トランクイロ |
tcheb (mov:8 to 7) |
124 |
36 |
3.44 |
10 |
ヱピロギ |
Flat:nique |
141 |
42 |
3.36 |
11 |
re:bluetears |
glustar |
86 |
26 |
3.31 |
12 |
Journey to the ∞BIT World |
otoshi.b |
200 |
62 |
3.23 |
13 |
White Dance |
ume |
103 |
32 |
3.22 |
14 |
Big Wave |
KaKi(mov:Ωμεγα) |
167 |
52 |
3.21 |
15 |
a goooooooooood day has come |
bluebird orchestra |
80 |
26 |
3.08 |
16 |
Blue in Blue |
kohaxy vs kiri |
87 |
29 |
3.00 |
17 |
暗雲漂う |
いわし |
75 |
25 |
3.00 |
18 |
Shoot the Moon |
虎井 仁 |
89 |
31 |
2.87 |
19 |
Voyage au Centre du Cerveau |
AYhaz + tdef |
74 |
27 |
2.74 |
20 |
Radium |
FLATROSE a. k. a. tcheb / BGA:Qga |
66 |
26 |
2.54 |
21 |
Emotional Missile |
ANKAKE |
61 |
24 |
2.54 |
22 |
mk light |
M-kani |
54 |
22 |
2.45 |
23 |
Leader of IJIWARUS |
REVLIS |
70 |
29 |
2.41 |
24 |
Beat 1997.-house mix- |
DJ M,Gumi. |
42 |
21 |
2.00 |
25 |
星間飛行-hyper m,gumix2- |
M,Gumi と さな餅 |
22 |
17 |
1.29 |
26 |
フリージア-Hyper Break Mix- |
D_Oruga |
26 |
23 |
1.13 |
総評
『そういえば、BMS20周年と共に、vfpqも10周年なんだよなぁ・・・。』
『最近、何の制限もないBMSイベントってないよね。』
という思いで今回催したBMSイベントである本イベントですが、合計26曲もの楽曲が集まり主催として感激の極みであります。
近頃、BMS界隈はなんとなく抑圧的というか、様々な外的要因を受け自由でなくなってきてしまっている印象です。
そのような状況下で、バラエティに富んだ26曲が今回は集まりました。
これは、今後のBMS界も面白い文化で在り続けようとする、”道標”のように私は感じました。
そして、それはきっと、間違っていない。この界隈の将来はきっと明るい、そう思っています。
その道標の先頭に立った、トータル部門優勝のvoidさん・アベレージ部門優勝のKyuzo Sameuraさん、誠におめでとうございます。
今後の更なるご活躍を、お祈り申し上げております。
また、今回、特に終盤に様々な不調が重なり、主催として迅速に動けなく大変申し訳ありませんでした。
ここに、本イベントの閉幕を宣言致します。
eicateve
【おまけ】各曲に対しての主催eicateveの個人的なインプレ
1. 低空飛行 / Nakaith
・全体的に、丁寧に作られていて心地良くなれるテクノ。
・ハイハットのようなチキチキしている音ですが、全編を通してあまり変化がないので、音を抜き差ししたりすると更に良くなると思います。
・後半から出てくるバケツのようなパーカスの音ですが、このトラックだけ空間系の処理が薄く思えました。
・音階的に、パッドに変化をつけても良いかも知れません。
2. トランクイロ / tcheb (mov:8 to 7)
・静と動を感じさせる、ドラムンベース。
・ベースの動き方があまり格好良くなく感じます、悲しみです。
・前半の激しくなる部分に出るスネアの音色が、曲にあまり合ってないです、少しドライすぎます。
・後半のメロディは、うまく寂寥感が表されており良いと思います。
・BGAは、全体的に雰囲気が増幅されるようにできていますが、唯一ハートは邪魔ですかね。
3. Khalid / Dolphin [Movie: はづく]
・爽やかで情熱的なハウス。
・全体的に、ミックスの面はよくできていると思います。
・シンセベースのデュレーションに気を配られると、更にノリがよくなると思います。
・ループサンプリング主体で作られた曲だということですが、その弊害か展開に乏しい所が少し残念です。
・1:00あたりから出てくる、シンセリードがエアリーで良いですね。
4. ヱピロギ / Flat:nique [a-m]
・女性の声が紡ぐ、ポエトリーリーディング。
・全編に渡って流れている、ピアノのような音のコードワークが、あまり格好良くないです。
・低音成分を支えるトラックが、欲しいです。白玉でシンセベースを鳴らすだけでも、かなり空間の重さが違ってくると思います。
・BGAには、歌詞のテロップを乗せた方が、この楽曲の場合は良かったと思います。
5. Shoot the Moon / 虎井 仁
・リズム隊が更にカッチリとしていれば、ドラムンベースと名乗っても良いのではないでしょうか。
・ドラム隊の音色(特にスネアの音色)が、オールディーな感じが出すぎていてちょっと良くないです。
・全体的に音を音源のまま出すのではなく、エフェクタで色々厚みを増したりなどの工夫をすると良いと思います。
6. 新年PSY / DJ TAKUAN
・サイケ感満載の音のクオリティは、全体的にはさすがだと思います。
・サビでもう少し爆発する感じになると、良いと思います。簡単に出すには例えば賑やかし要因のFXを入れるとか良いかも知れません。
・BGAは相変わらず面白いですね、この調子で独自のBGAの方向性を究めて行って欲しいです。
7. フリージア-Hyper Break Mix- / D_Oruga [譜面 w,d]
・著作権を無視してでも手に入れたくなるようなクオリティや面白さが、この作品にはまったく感じることができませんでした。
8. Beat 1997.-house mix- / DJ M,Gumi.
・例の曲を耳コピしただけという領域から出ていなく、どちらかと言うと、習作としてご自身のHDDに保存しておくような作品かなと思います。
9. Voyage au Centre du Cerveau / AYhaz + tdef
・シンセの音色に厚みが欲しいですね、デチューンするなりなんなりで音を厚くしていった方が良いと思います。
・キックに対しては厚み以上に、これってサイケのキックになってるっけって思いました。
・突然の3連符については、この作品に関しては不要だと思いました。
・バックで流れている高音のシーケンスが、楽譜的にダサくないでしょうか。
10. E.H.T.F / Kanata.S [BGA : 空読無 白眼]
・シンセベースの音が・・・、聴いた瞬間ガクッとなってしまいました。レトロ感を狙っていても、もう少し良い音があったのではないでしょうか。
・逆に、キックとスネアに関しては、かっこいいと思います。
・細かいところですが、ボコーダー連打の部分、アタック感がない音が入っているせいでその部分でノリがかなり崩れてしまっています。
・BGAは、良い感じにレトロフューチャーな雰囲気が出ていて良いですね。
11. Journey to the ∞BIT World / otoshi.b [BGI : MACYOOH]
・疾走感のある、ハッピーハードコア。
・BPMが少し速すぎて、曲の良さが削がれている気がします。音ゲー的に考えても、BPM220くらいが適切じゃないでしょうか。
・メインメロディーがあまりにも繰り返しすぎられていて、飽きてしまいますね。もう少しメロディーを変えるところも作りたいですね。
・終盤の声ネタの入れ方が、あまり面白くないと思います。
12. White Dance / ume
・冬感が割と出ている気がするオルタナロック。
・ドラムの刻み方に改良の余地があると思います、あと変にモタついていて気になります。
・ギターはもう少し歪ませても、この曲調なら文句は出ないのではないでしょうか。
・BGAすごいですね、この方向性をぜひ続けてください。
13. Leader of IJIWARUS / REVLIS
・音ゲーを意識した、ハードコア。
・キックがあまりかっこよくないですね、音程が合ってないかも知れません。
・シンセのアルペジオがただ鳴らしてみただけという感じが否めません。
・ピアノはもう少し固めにして、高音を強調させると曲に埋もれないと思います。
14. all u gotta do is... / Kyuzo Sameura
・クオリティの高い、オシャレ2STEP。
・キックを主としたリズム隊の、スウィングが効きすぎてる気がします。
・ベースがもこもこしているので、EQでもう少し胴なりの部分を削ると更に良くなりそうです。
・ラップの乗せ方がかっこいいですね。
・対して、女性ボーカルサンプルは、ここまで空間系な処理にしなくて良いと思います。
15. Big Wave / KaKi(mov:Ωμεγα)
・ナツいアツ的なハードコア。
・ブレイクのピアノのメロディーが正直あまり良くないです。
・メインのシンセリフが変わり映えしなくて、辛いです。もうちょっと変化をつけましょう。
・ハイハットの音色をもう少し拘ってあげたいです。
16. Radium / FLATROSE a. k. a. tcheb / BGA:Qga
・7拍子の音響系テクノ。
・ベースの同じで鳴ってるシンセがどうにもダサい!ベースとの差別化のためにも、もう少し金属的な音色の方が合うのではないでしょうか。
・この曲調なら、声ネタはリバーブやディレイ深めで、ワンポイント的に使った方が合うと思います。
・どうせ7拍子なら、リズム隊をもっとカッチリしてる音にして、リズムの面白さを前面に出した方が楽曲が面白くなると思います。
・ハイハットがいきなり出たり入ったりとか、音の抜き差しによる曲の構成がいまいち効果的に働いてないと思いました。
17. 暗雲漂う / いわし
・退廃的なインダストリアル風味アンビエント。
・最初のパッドの音が良くて期待してたら、正直その後に肩透かしを喰らいました。
・リズム隊をもっとバキバキに破壊的にしましょう!これ系のジャンルは抑えたら負けですよ!
・ギターのバッキング、リズムの刻み方が格好良くないです。
・やりたいことはかなり伝わってきました。
18. ヒストリー、ノスタルジア、ゼムルーデ・ヴァルドラーダ / ルナ・ヴィオーラ
・おかえりなさいワールドエスニックドラムンベース。
・声ネタの使い方が独創的かつ効果的に働いていて良いですね。
・曲の構成は良いんですが、各々の音のレベルがやはり前時代的なのが否めないと思います。
・ハチャメチャな曲自体は良いんですが、サビのメロディはその分、分かりやすいものにしておくと曲の魅力が上がると思います。
19. mk light / M-kani
・これは、ハードハウスなのだろうか…。強いて言えば、オールディーズなテクノポップに聴こえます。
・うーん、正直飽きてしまうのと、この曲の目指したい方向性が分かりません。
・リズム隊のコンプってかけてますかね?そこらへんを気にするだけでも結構違って来ると思います。
・音色の面白さで攻めるか、メロディの良さで攻めるか、などなど曲のアピールポイントをどこにするか考えると良いと思います。
20. 星間飛行-hyper m,gumix2- / M,Gumi と さな餅
・8番の作品と同じことを言ってしまうのですが、原曲を耳コピしただけという領域から出ていなく、どちらかと言うと、習作としてご自身のHDDに保存しておくような作品かなと思います。
・強いて言えば、音ゲー的な裏打ちの声ネタは、この曲調には合ってないと思います。
21. a goooooooooood day has come / bluebird orchestra
・まさにウィンターといった感じのポップス。
・全体的に、ミックスや編成など、そつなくしっかり纏まっていると思います。この曲に関しては、シンプルな音色で良いと思ってます。
・ただ、もうひとつプラスアルファで欲しい!と言った感じです。私がプラスアルファするのであれば、女性ボーカルが似合いそうな曲なので女性ボーカルを入れてみたりすると思います。
・コードとベースの噛み合いかな?少し違和感がある音符がたまにあります。
22. Blue in Blue / kohaxy vs kiri [BGI : よもぎっ!]
・青々しいUKハードコア
・前半の展開が、冗長で空きやすいのが難点かも知れません。
・中盤のワブルベースですが、もう少し音色に厚みを持たせたり、良い感じにワウワウなど弄らないと現代のワブルベースとしてはけっこう厳しいと思います。
・サビはかなり良い感じにできていると思います、ここまでのビルドの仕方が課題ですね。
23. Emotional Missile / ANKAKE
・BPMが遅めな、音ゲーにしては珍しいハードコア。
・キックがかなり正直微妙です、ハードコアならキックはかっこよくしたいところです。良いサンプルを探すでも良いですし、キックとベースの重ね方も再考する必要があると思います。
・正直、この曲尺でも曲に飽きてしまいます。展開がもっと欲しい。
・この雰囲気でハードコアなら、オケを入れるとかなり雰囲気が増すと思います。
24. Winter Harbor / punchhh
・2STEPではなく、ポップスだと思います。
・序盤のギターが良いですね!とても雰囲気が出てると思います。サンプルなのかな?これ自分で打ち込んでたらすごい。
・メロディが良い意味で単純かつ魅力的でいいですね。歌メロにすると更に映えるんじゃないかなと思います。
・0:22あたりのコードがちょっと変ですね。
・小気味良いスパソが曲に良く合ってると思います。
25. Twilight Observer / void [鴫野エイカー]
・BMSとしては珍しい、クラブユースなBPM帯のトランス。
・やはり単純に高クオリティです、おかえりなさい。
・サビのメロなんですが、前半からのメロを踏襲しつつ、もう少しエモーショナルに攻められると個人的には良いと思います。
・全体的なベースの音色なんですが、もう少しザラついていると好みなのですが、私がEDMに頭がやられているだけかも知れません。
・FXが全編を通して不足気味な気がします。
26. re:bluetears / glustar
・冬らしさが前面に溢れる、日本的ミニマルミュージック。
・このような曲調なら、ピアノはもっと生っぽい(生グランドピアノっぽい)音色の方が良いですね、高い音符のピアノに厚みが欲しいです。
・逆に、低い音符のピアノは、湿った音が雰囲気を作るのに一役買っていて良いと思います。
・弦楽器がちょっとか細い、か細すぎるのでちょっと聴いていて厳しいです。
以上、ありがとうございました。